馬について

 

 本来、馬は草食動物であり穏やかで優しい性質を持っています。また馬は一匹狼ではありません。人間と同じように通常は群れを成して生活しています。こういった集団で暮らしている動物だからこそ、馬は人間の呼びかけに対して耳を傾けたり、好意的に接してくれます。

 

 

 

 

 

 馬術について

 

 馬術の最大の魅力は人と動物が一緒になって行うスポーツだということです。馬には一頭ずついいところや悪いところ、問題点も違ってきます。これを理解しながら柔軟な考えを持たなければ成り立たないスポーツでもあります。言葉をしゃべれない馬とコミュニケーションを取りながら、共に一つの演技を完成させます。これは他のスポーツにはない乗馬でしか味わえない醍醐味でもあります。

 また馬術は年齢性別を問わず楽しめるスポーツです。馬術のオリンピックでは男性と女性が同じ競技に参加します。男女が同じ競技に出るというのは現代スポーツ

の中でも非常に珍しく、馬術ならではの面白いところです。乗馬クラブには小学生から70歳の高齢者まで幅広い世代の方が乗馬を楽しんでいます。

 国内では馬術競技は「馬場馬術競技」「障害馬術競技」「総合馬術競技」

「エンデュランス」の四つに大別されており、関学馬術部ではそのうち「馬場馬術競技」「障害馬術競技」「総合馬術競技」の三つの競技で成績をあげるため、毎日練習に励んでいます。